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人は喜怒哀楽を表現できる唯一の生物であります。

 

誰しもがイラッとしたり、怒るような場面に遭遇した事はあると思います。

 

サセックス大学教授の心理学者スチュアート・サザーランド教授は「怒りや恐怖などの強い感情にとらわれると、愚かな行動に走りやすい」と述べています。

 

要するに、怒っているときは、誰でも頭が悪くなるということです。怒っているときに下す判断は、必ずしも正しい判断とは言い難く、間違っていることの方が多いと考えた方がよいとされています。

 

 

感情をコントロールする機能や理性的な判断、思考、コミュニケーションを行うのは、大脳皮質のなかにある「前頭葉」と呼ばれる場所になります。しかし、前頭葉は急に発生する怒りの感情には、すぐに対応出来るわけではなく、前頭葉が本格的に働き始めるまでにかかる時間は3〜5秒程度かかるという事が分かっています。

 

 

 

人は怒っている時が一番頭が悪くなる瞬間であり、冷静になって物事を判断できるようになる、思考力を回復させるには6秒程度必要となるわけです。

 

 

怒りの感情に身を任せて何かを言いたくなる時ほど、逆に口を閉じる。"反応しない"という事が大事になります。

 

 

4月から新生活が始まり、慣れない環境でストレスが溜まり、イライラしやすくなったり、怒りっぽくなった人が居られると思います。

 

 

イライラして、感情に身を任せて発言、行動するのではなく、6秒間待つことで感情をコントロールする前頭葉が働くようになりますので、冷静な判断を下せるようになります。

 

 

 

是非、ご参考にしてください。

 

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