今回も成長痛の予防エクササイズ(胸椎編)です。
初めに正座の姿勢になります。
次に両手を両膝の前約10cmのところにつきましょう。
この時の注意点は、目線は手の人差し指を見るようにして、顎が上がっていたり下がりすぎていたりしないように首の力を抜いておきましょう。
背中が曲がったり反ったりせず真っ直ぐになっているかも注意しておきましょう。
これが基本の準備姿勢です。
次はスタートの姿勢を作っていきます。
この姿勢のまま右の手のひらを後頭部につけましょう。
この姿勢から動かしていきます。
手のひらを後頭部につけたまま右側を向くようにゆっくり右肘と胸を開いていきましょう。
この時の注意点は、かかとがお尻から離れないようにすることと開いていくときの軸がこのエクササイズで
可動域を出したい胸椎になっていることです。
胸椎とは、背骨の中でも胸の高さの所にある背骨のことを言います。
もう一つの注意点は
胸椎を回していくときに腰椎も
一緒に回してはいけないということです。
腰椎とは、背骨の中でも腰の高さの所にある背骨のことを言います。
では、なぜ腰椎を回してはいけないのか?
腰椎は安定して力を発揮する関節だからです。
これ以上胸椎を回せないというところまでいったら
ゆっくりスタートの姿勢に戻していきましょう。
これで1回です。
最初は無理のない範囲で左右10回ずつ1セットから始めてみましょう。