2024年06月11日
誤嚥/武庫之荘・整骨院
NEWS ケガ・治療
誤嚥とは、食物などがなんらかの理由で、誤って喉頭と気管に入ってしまうことを指し、肺炎や窒息の原因となることがあります。
脳血管障害などにより、延髄にある嚥下中枢が障害され、嚥下反射が機能しなくなったり、食道や咽頭に腫瘍があることで誤嚥が引き起こされます。
また、高齢になるにつれて食が細くなっている方では、飲み込む力が弱くなることで、嚥下機能が低下すると誤嚥が起こりやすくなります。
誤嚥の主な症状は、むせこみです。
咳をすることで、気管に入った異物を外へ出そうとするためです。
ただし、高齢者の誤嚥では、気道防御反射が低下しているため、誤嚥が起こっている最中も咳が出ないケースがあります。誤嚥が起こっていても気づかない可能性が高いため、高齢者の食事中は周囲が注意深く見守る必要があります。
誤嚥を予防するために、
・食事をする時間を決めておくこと
→食事のタイミングを決めておくことで、1日のリズムを作りやすくなります。また、食事に集中するためにテレビを見ながら食べないように注意しましょう。
・嚥下しやすい調理を心がける
→ 誤嚥が起こりやすい高齢者には、飲み込みやすい食材や調理法を意識したメニューを用意するようにしましょう。
嚥下機能の低下がみられる人に対しては、食材を細かく刻んだり、ペースト状にしたりその方の状態に応じた嚥下食を用意します。スープや飲み物にとろみをつけて、飲み込みやすくするのもおすすめです。
・誤嚥しやすい食材を控える
→口内や喉にへばりつきやすい食材や、歯で噛み切るのが難しい食材、水分が少なく乾燥した食材などは控えるようにしましょう。
・誤嚥が起こりにくい姿勢で食事する
→椅子には深めに腰かけて、足をきちんと床につけ、姿勢よく食べましょう。
ただし、むせやすい場合は、少し前かがみになって顎を引くと食べやすいと言われています。また、飲み込みづらい場合や、ベッドで食べる場合は、背もたれを30~60度に調整して頭に枕を当てて食べましょう。
以上のようなことに注意して、食事をしましょう。
当院では施術やトレーニングだけでなく、お身体に関する質問やお問い合わせも随時受け付けております。
何かお悩みをお持ちの方は、是非一度当院にご相談ください。
武庫之荘駅から徒歩3分
くわえ鍼灸整骨院
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