2022年06月05日
カフェイン摂取で得られる運動効果/武庫之荘・整骨院
NEWS 美容
カフェイン摂取は適切な量であれば科学的にも証明された、安全に運動効果をアップさせてくれる成分です。
国際栄養スポーツ学会が発表したレビューでは、カフェインは「運動パフォーマンスを促進するもの」として「明らかに安全なもの」と発表されました。
尚エビデンスレベルはA(強力なエビデンスがある)と示しました。エビデンスレベルはAが最高ランクです。
どのようなパフォーマンスがカフェイン摂取によってアップするのでしょうか。
1.持久系運動パフォーマンスアップ
体重1kgあたり約6mgのカフェインを約60分前に摂取することで持久系運動能力がアップすると示されてます。
長時間の持久系運動(有酸素運動)をやり続けていると疲れてきますよね? すると「アデノシン」という物質が脳に分泌されます。
そのアデノシンが「アデノシン受容体」によって受け取られると、「痛み」や「疲れ」を実際に脳が感じ、「もうこれ以上その運動はやめろ!」という信号を出すため、運動パフォーマンスは低下していきます。
しかしカフェインを摂取すると、アデノシンがくっつくはずのアデノシン受容体に、カフェインがくっつきます(カフェインとアデノシンは構造が似ているため)。
カフェインを受け取ってしまったアデノシン受容体は、運動中にアデノシンが脳に分泌されてもそのアデノシンを受け取ることができないため、結果「痛み」や「疲れ」の信号を受け取れなくなります。
2.無酸素系運動パフォーマンスアップ
カフェインによって筋力アップが起こる理由として言われているメカニズムは2つ。
・脳に「ドーパミン」や「アドレナリン」が放出されることを促進する
・筋肉内にカルシウムイオンを増やす
ドーパミンは脳の「報酬系」と呼ばれる領域が司る、別名「快楽ホルモン」です。アドレナリンは別名「闘争ホルモン」と呼ばれ、ドーパミンやアドレナリンが出ることで、集中力ややる気がアップします。
これらのホルモンがカフェイン摂取によって放出されることで、筋力を発揮する際のエネルギーが素早く作られるようになる、と考えられます。
3.脂肪燃焼・ダイエット効果
カフェインの摂取による脂肪燃焼効果は「脂肪細胞から脂肪酸を分解して血中に放出する」という作用がメインです。
つまり、カフェインを摂取することで脂肪が効率的に分解され、血中に放出されたところで運動をすると、その脂肪酸がエネルギーとして使われて消費するため、脂肪燃焼=減量となります。
「運動」をすることが大切です。
逆に、カフェインがせっかく脂肪酸を分解してエネルギーとして使える状態にしてくれても、運動をしてその脂肪酸をエネルギーとして使わなければ、また体脂肪に戻ってしまいます。
まとめ
真剣に運動・スポーツをしている方や、効率的に脂肪を減らしたいという方にとっては、摂取量さえ増やし過ぎなければ、安全で効果の高い成分です。
ぜひうまく活用していただけたらと思います。
武庫之荘駅から徒歩3分
くわえ鍼灸整骨院
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