加齢とともに身体は弱くなっていきます。
また、「筋力の低下や活動量の低下、歩行速度の低下、易疲労性、体重減少」のうち3つ以上がみられる場合をフレイルといい、そのまま放置していると身体機能障害を生じ、介護が必要となる状態になっています。
しかし、フレイルの状態であるうちに適切な介入を行うことで健康な状態へと改善し、健康寿命を延ばすことも可能になります。
サルコペニアや、ロコモティブシンドロームは身体機能の低下や生活機能の低下につながり、結果的にフレイルと結びつきやすいです。
そこで、運動を行うことで、気分転換やストレスの発散となり、精神的な安定を促すこともできます。
ストレッチや筋力トレーニングは腰痛や膝痛などの運動器のトラブルの改善もでき、心肺機能を高める運動によって風邪などの感染症にかかるリスクも低くすることが可能です。
また、運動を行うことで体力や体型に自信が持てることによって自己効力感が高まり、生活の質の向上にも役立つので、フレイルの予防、改善に効果的です。
その他、生活習慣病の予防にも効果があります。
厚生労働省は、
運動は息が少し弾む程度の中強度の運動(ウォーキングや水泳、ラジオ体操など)を週2回以上、1回30分以上、習慣化するとよいとされており、
高齢者に対しては、「ストレッチや体操を1日10分程度」、「散歩やウォーキングを1日20分程度」、「下肢および体幹部の筋力トレーニングを1週間に2回程度」のいずれかの運動を年齢や身体能力に応じて行うことが推奨しています。
皆さんも運動を継続して、長く健康でいられる身体づくりをしていきましょう。
くわえ鍼灸整骨院では毎週月曜日、朝9時から20分間のストレッチ教室をしています。
無料でご参加できるのでお気軽にお越しください。
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