三叉神経は、左右に一対あり、それぞれ顔面の半分の感覚をつかさどっている神経です。
三叉神経痛は、この神経が刺激されることで、伝わった情報が「痛み」として認識されてしまうもので、鼻の横や、歯ぐき、目の周りなどに、激痛が起こります。
症状にはいくつかの特徴があります。
1. 顔面の表面を刺すような、あるいは電気が走るような、するどく激しい痛み
2. 発作的で、一瞬の痛み (長くても2分ほどしか持続しない)
3. 痛み発作のないときは全く無症状で、その他の脳神経症状を伴わない
最初のうちは、痛みの程度も弱く、起こる頻度も少ないかもしれませんが、しだいに痛みの強さと、発作がおこる回数は増していきます。
どうしてこんな痛みがおこるのか、原因がわからず、病院でどの科で相談すればよいかもわからず、何年も我慢している人がたくさんいます。
三叉神経痛の原因は、ほとんどの場合、三叉神経に自分自身の正常な動脈が接触するためです。
動脈は心臓からドクドクと送り出される血流により拍動しています。
その拍動が神経を刺激し続けると、神経を覆っている細胞が痛んで、そこで電気のショートのような現象がおきます。
そのために、顔面に軽い刺激が加わっただけで、それが増幅されて激しい痛みとして感じられるようになります。
他にも様々な神経痛があります。
身体でお困りのことがありましたらお気軽にご相談ください。
武庫之荘駅から徒歩3分
くわえ鍼灸整骨院