腰痛は多くの方が経験したことがあると思います。
その中でも筋・筋膜性腰痛が多いです。
ではなぜ腰痛が発症するのでしょうか?
今回は関節システムに基づいてみていきます。
全身の関節は機能的に大きく2つに分けることができます。
それは
①可動性関節:肩関節・胸郭・手関節・股関節・足関節など
②安定性関節:肘関節・腰椎・膝関節など
この可動性関節と安定性関節の隣り合う関節同士が上手く働くことによって、人間本来の関節に負担の少なく理想的な動作を行うことが可能になります。
その中で、股関節・胸郭の可動性の低下、つまり、動きが硬く制限されている状態になると、体幹の前屈、後屈、回旋動作に安定性関節である腰椎が不安定になり、本来の機能よりも負担がかかることにより、結果的に腰椎を安定させる筋肉や靭帯に悪い影響を及ぼし、痛みという形で出現します。
股関節や胸郭の可動性の低下は、デスクワーク、姿勢の悪化、運動不足、オーバーワークなどにより、関節を支える筋肉や靭帯の柔軟性の低下が起こることが原因の多くを占めます。
そのせいで関節周囲の軟部組織が損傷されます。
以上から股関節・胸郭の可動性が非常に重要と言えます。
当院では治療だけでなく、パーソナルトレーニングによって、股関節・胸郭の可動性の向上や腰椎や膝などの安定性を向上させ、根本から痛みを治していくことを目指します。
腰痛など身体にお悩みをお持ちの方は是非一度当院にご相談ください。
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くわえ鍼灸整骨院