脱水症は早めの対処と予防が大切です。
スポーツ時の発汗だけでなく、気温や乾燥などさまざまな要因によって、季節に関係なく起こりうる症状といわれています。脱水症は水分だけで無く体に必要な成分も失ってしまいます。
低張性脱水
水分と一緒に血液中のナトリウムが不足してしまう状態のことで、だるさや吐き気、けいれんなどの症状が現れます。長時間のスポーツなど、発汗をともなう際に発症しやすいです。
高張性脱水
体内の水分だけが不足する状態のことで、発熱や激しい口渇状態、意識の混濁なども起こすことがあります。自分で水分補給ができない乳幼児、高齢者に発症しやすい症状です。
体液は栄養素の運搬や老廃物の除去、体温調節、新陳代謝などの生理的機能も担っているため、脱水症を引き起こすとさまざまな症状が現れます。 下痢・嘔吐などの水分損失を伴う症状、また風邪・肺炎などの発熱時にも、より多くの水分を失っていることになり、脱水症になる可能性があります。
水分が失われると血液濃度が高くなり、いわゆる血液ドロドロ状態になってしまいます。これにより血行が悪くなると、体調不良だけでなく脳梗塞や心筋梗塞などを誘発する可能性もあります。起こしやすい状況を事前に把握し、予防を心がけましょう。
脱水は十分予防できる症状です。あらかじめ必要な水分を摂取しておくことで、さまざまなリスクを減らすことができます。水分補給を十分に心がけることが大切です。
武庫之荘駅から徒歩3分
くわえ鍼灸整骨院