コンパートメント症候群
コンパートメントとは日本語で区画という意味です。
人間の腕やふくらはぎは筋膜や骨間膜、骨などでいくつかの部屋に区画されています。
各筋区画内には筋・神経・血管が存在し、「打撲、骨折」などによりコンバートメント内部の圧上昇が30mmHgを超えると、最小動脈が閉塞するため、筋肉や神経への阻血障害が起こります。
コンパートメント症候群には急性型と慢性型の2種類に分類することができそれぞれ特徴があります。
●急性型
・骨折・打撲に伴い発症し、放置すると元の体の状態に戻らなくなるため緊急の筋膜切開を必要とする
・腫脹により知覚麻痺・激しい痛み・自分での運動が不能
●慢性型
・長距離走などのスポーツ活動により発症、数分~10数分の安静により軽快する
・患部の痛み・運動障害・筋肉が硬くなる・痺れを伴う
自分自身がコンパートメント症候群の可能性があるかどうかを確かめることもできます。
・運動直後の障害コンパートメントの筋力テストは痛みのため充分にできない
・筋肉全体の硬さがある
・押さえると出る痛み以外に他動的に痛めた筋肉を伸ばすと強い痛みが誘発される
このような症状がみられたら一度当院へご相談ください。
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くわえ鍼灸整骨院