血圧を下げるためには有酸素運動と筋トレを習慣化するのがベスト
高血圧の状態が続くと、脳卒中をはじめとした心血管系の病気になるリスクがとても高くなります。
よって、血圧を下げるための治療を行うことで、それらの病気の発症や進展を防ぐことができます。
高血圧の人が、収縮期血圧を10mmHg、もしくは拡張期血圧を5mmHg低下させることができるだけで、心血管系の病気になるリスクがかなり減少します。
高血圧の治療としては、病院で処方される薬の服用が基本になると思いますが、「生活習慣の改善」というのが、血圧を下げるためにとても重要になります。
日本高血圧学会も、原則すべての高血圧患者に生活習慣の改善について教育・指導を行う、と明言しています。
そして、生活習慣の改善として有効な手段の1つが「運動」です。
アメリカ心臓協会のメタアナリシスによると、「持久系トレーニング(=有酸素運動)」「レジスタンストレーニング(=筋トレ)」
もしくは「この両方を組み合わせたトレーニング」、このすべてにおいて、収縮期血圧と拡張期血圧ともに下げる効果があった、と報告しています。
よって、すでに高血圧の方、少しでも血圧を下げたいという方は、迷わず「運動」を生活の中に取り入れましょう。
自分の血圧を下げるために、もしくは周りの誰かの高血圧を改善・予防するために、役立てていただければ幸いです。
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くわえ鍼灸整骨院